てりぞーです。もう就職したいと思わなくなってきました。このまま無職として情報発信することも一つの選択肢かも。
いやただの願望ですよ。現実はそんなに甘くないことは分かっています。けれど無職であろうとお酒は飲みます。これは僕の趣味ですから。
と言っても、体のことを考えるとそんなに飲んでもいられないわけです。
若い時に散々飲んだ酒達を記録に残していなかったことが悔やまれます。
最初から書いていたら、もっと充実したコンテンツになっていたはずなのに。しかしそれはそれですね。楽しく飲んでいる時に冷静に感想を書くなんて野暮ってもんです。
昔を思い出しながら少しずつ書けばいいかな。
今日の酒レビュー
これ、この間紹介した『SIN』とセットで購入しました。こちらも初めて見るお酒だったのでつい手が伸びてしまったんです。病気ですね本当。
いや今さらそれは言うまい。はい今日の酒はコチラ!!
長野県 佐久市 武重本家酒造
御園竹 濃醇旨口生酛原酒無濾過生酒 アルコール度数19度
1.8ℓ 2376円(税込)
720㎖ 1190円(税込)
どんな酒なのか
長野県の佐久市、武重本家酒造で作られたお酒。精米歩合は書いていませんが普通酒です。ラベルはよくある達筆な銘柄が書いてあるわけではなく、お酒についての説明が書いてあります。
濃醇 旨口 生酛
原酒 無濾過 生酒 要冷蔵
インパクトがあっていいです。ガツンとくる酒は好みなので、さっそくやっていきましょう!
味わってみる
まずは一口。うーんこれはまたトロッとしています。
かなり凝縮された甘み。濃醇旨口の言葉通りです。このもったりさがまた心地よい感じもします。
酸味もしっかりとあり、先の甘さと合わさって濃厚な果実酒のような甘酸っぱさが口に広がります。そして最後はコクのあるキレ。このキレがあるから爽やかな味わいになるんですね。
ついでに、軽い甘味とキレの余韻がおまけありです。
まるで濃厚な甘味のデザートのような日本酒。後味は軽いですが基本ベースが甘いので、甘い酒が苦手なら手を出さないほうがいいでしょう。
つまみは、今が旬のサンマの刺身をチョイスしました。なかなかいけます。
サンマの脂を楽しんだ後は、酒がきれいに洗い流してくれます。不思議と甘さは気になりません。これが日本酒の面白い所です。
他の甘いお酒だとこうはいかないんですよね。甘さと生臭さが強調されるだけで、悲しい気持ちになるはずです。
ロックで
さてさて次は氷をおちょこに落とします。このロックを試すにはおちょこよりグラスのほうがいいような気もしますが、そこは家飲み、気にしても仕方ありません(笑)。
うんこれはロックにしてもおいしいです。ベースの甘みがより爽やかになるので、さっぱりと飲むことができます。時間と共に氷が解けてアルコールも薄まるから悪酔い防止にもなりますね。
ぶれない濃厚な味が支えているからこそ、ロックにしても味が崩れない。こういう芯の強い酒はハマると本当に癖になります。
もしかすると僕が想像していた以上に懐の広い酒かも。
テンション上がってきた(笑)。
お燗で
ちょっともったいないけど可能性を感じたから燗をつけてみます。
熱燗はもう論外なので常温からぬる燗くらいの間でやってみましょう。
……あれ?ありじゃないかこれ。
甘みはやや抑えられて芳醇さとキレがより強くなります。
まったり感も倍増でより味わい深いです。冷やして飲むべきお酒かもしれませんが、常温ならいける!
ホットブランデーが好きな人ならはまるはずです。
終わりに
御園竹は過去に飲んだ記憶があるけど思い出せませんでした。これから外飲みしたときは必ずメモを残すようにしよう。
なので今日が最初ということにしておきます。とっても余韻を楽しめる一品でした。
日本酒バルや居酒屋で飲む時って、飲むことを最優先するからメモすることも忘れてしまうんですよね(言い訳)。特にKRANDのような定額制で飲み放題となるともう……。
一応銘柄と味を楽しんではいるんですよ。けれど大抵は酒好きの酔っ払いと一緒なので、その、つまりみんなで泥酔するわけです。
帰巣本能はあるからちゃんと家までは帰れますよ。
家に付いた後のことは知りません(笑)。
外で飲むのは楽しいです。けれど家に帰るまでが外飲みです。羽目を外さないように注意してください。
よし自分に戒めを刻んだので今日はここまで。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
それでは今宵もよい酒を。
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